これからのまちづくり
東北関東大震災被害者の方々に心よりお見舞い申し上げます。
これから復興が始まります。皆様頑張りましょう!!応援しましょう!
地方に限らず、都市整備は行政が行います。
このたびの災害では、『自然の力に、人は如何に無力であるか』をまざまざと見せつけられました。
人は生きていくのに便利であることを求めます。
漁業を生業にする方達は海の近くで暮らすようになり、その方達が集まり街を造ります。
すると、漁業に関連する製造業や加工業の方々もその街に集まり、市場等ができ、行政もその街を中心に整備を始めます。
そうなりますと、個人の意見はなかなか反映されません。
しかし、この度の震災は、私達にいろいろな物を教えてくれました。
『自然の前で人が如何に無力であるか』を、また『人が自然に挑戦することの愚かさ』を・・・
人は失敗からいろいろなことを学ぶ力を持っています。
これから始まる復興には、『今までと同じ様な街を復興する』ではなく、
『自然と共生し、自然を利用する』ことが大切だと思います。
便利さだけを求めるのではなく、自然に併せた街創りが求められているのではないでしょうか?
街創り、確かにそれは行政が行います。
しかし、その街には、我々が住み暮らします。
震災の被害を受けるのは、そこに住む方々なのです。
津波に限らず、あらゆる災害を想定し、その災害を最小限に食い止めるための工夫を・・・
便利ではなく、自然を上手く利用した住み方が、その街の特色であることを再認識することを・・・
それが街創りに必要であることを、今回の震災で学ぶべきではないでしょうか?
そのことをそこに住む方々が声に出し続け、行政にも訴えるべきものではないでしょうか?
それを応援すべきだと、皆様も感じられたのではないでしょうか。
東北関東大震災の被害者の皆様、頑張りましょう!!
皆様、応援しましょう!